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「沈黙の艦隊」漫画のあらすじ
海上自衛隊潜水艦「やまなみ」はソ連原潜との衝突事故で沈没。艦長、海江田四郎(かいえだしろう)以下乗員70名は絶望。 一方僚艦の艦長、深町は海江田の事故については疑惑を感じていた。独自に調査した結果、日米共同の原子力潜水艦建造という驚愕なプロジェクトを知ることになる。 事故で全滅したはずの「やまなみ」乗員はアメリカに居た。問題の原潜「シーバット」の乗員として米海軍第七太平洋艦隊に所属するためである。 海江田は、アメリカの為にこの最新鋭の艦を使わないことを胸に秘め、試験航海にて米軍より離脱、独立国家「やまと」を名乗る。 海江田の主張は、米ソ冷戦のさなか、特定の国家に依存しない核抑止力が国際平和の為に必要であり、そのために「やまと」は存在するというもの。 物理的に圧倒的な戦力の差を示されながらも、ソ連原潜や米艦隊と"専守防衛"のスタイルにのっとりながら、攻撃されれば必ず迎撃するという方針を貫き通し「やまと」は圧勝し続ける。 当事者の一端である日本政府は大紛糾を極めるが、竹上総理は世界政府を標榜する海江田の主張に同調し、ほぼ独断で日本と「やまと」の同盟関係を結んだ。これを受け、米側の対日姿勢は硬化し、米大統領ベネットは密かに日本再占領を画策する。 「やまと」は、世界一の核保有国、軍事大国のアメリカへと向かう。ニューヨーク近海では、米大西洋艦隊群の国家の威信を賭けた「やまと」阻止作戦が展開されるが、攻撃を辛くもかわし、大西洋艦隊にダメージを与えながらニューヨーク湾を進む------続きはコミックで。
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